生殖医療(不妊症・不育症)

当院では、妊娠を望まれるカップルや、将来の妊娠について不安のある方へ、相談・検査・治療を行っております。

不妊症とは

不妊症とはなんらかの治療をしないと、それ以降自然に妊娠する可能性がほとんどない状態をいいます。また、結婚年齢が高くなった日本では、1年以上妊娠しない場合に不妊症と診断し、年齢が高い場合には、妊娠しない期間が1年未満でも、より早期に検査と治療を開始したほうがよいという考えが一般的になってきました。

プレコンシャスケア

プレコンシャスケアとは、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことをいいます。例えば、近い将来妊娠を計画している方で漠然とした妊娠への不安のある方、月経不順、過多月経、性交痛など現在相談したい症状のある方など、不妊症かもしれないと感じたときは、一度相談していただくことをおすすめします。

原因・検査

不妊症の原因は様々あり中でも、排卵因子・卵管因子・男性因子の割合が高く三大原因と言われています。夫婦揃って検査を受けることが大切となりますが、男性の検査で重要になる精液検査は、ご自宅で採取することもできますので、お一人で受診することも可能です。検査は、血液検査、卵管疎通性検査、精液検査等があり、検査毎に受けて頂きたいタイミングが異なります。まずは悩まず、思い立った時に受診・相談をいただき、できる検査から始めて行きましょう。

治療

主な治療法には、タイミング法、排卵誘発法、人工授精、さらには体外受精などの生殖補助医療があります。原因に即して、必要な治療を選ぶことが大切です。選択した治療法で妊娠が得られない場合には、必要に応じて高度な治療へステップアップすることがすすめられます。 また、順序だてて進まないと次の治療ができないと言う事はないので、年齢や、原因により、ステップアップのタイミングを早めることも、一足飛びに生殖補助医療へ進むこともできます。
不妊治療は、経済的な負担が大きいイメージがありますが、2022年4月から不妊治療の中でも保険適用とされるもの(人工授精、体外受精等)が増え、費用負担は大幅に軽減されています。
当院では、現在人工授精まで行っています。生殖補助医療(体外受精、顕微授精)へ進まれる方は、希望される機関へ検査結果や治療経過の情報をまとめ紹介しております。また、他県で治療されている方への卵胞計測や、内膜の測定などの依頼も受けておりますので、ご相談ください。

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