ピル処方

低用量ピル

費用

避妊を目的とした低用量ピル:自費

相談・指導料(初診2,880円,再診1,250円)+処方料(510円)+薬剤料(1カ月1,800円)
  初回は1か月分のみ処方
  2回目以降は最大3か月分まで処方可能

過多月経・月経困難症の治療を目的とした低用量・超低用量ピル:保険診療

錠剤を飲む女性

処方の手順

毎回、問診票の記入、体重測定、血圧測定をいたします。 年に1~2回、血液検査(肝機能、脂質代謝等)と子宮がん検診を行います。(他の医療機関で受けた結果をお持ちいただける場合は省くことができます。)

避妊を目的とした低用量ピルの効果

正しく服用できている場合の妊娠率は0.3%(低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(日本産科婦人科学会編))と言われています。

ピルの副効果(避妊、過多月経及び月経困難症の改善以外の効果)

ニキビや肌荒れの改善、PMS(月経前症候群)の軽減、子宮体癌や卵巣がんのリスクの減少

副作用

  • 服用に伴う一般的な副作用として、悪心、嘔吐、頭痛、不正性器出血などが指摘されています。飲み始めの数か月に起こりうる一時的なものです。
  • 大規模な統計学的な検討によって、低用量ピルの服用と体重増加との間の因果関係は立証されませんでした。
  • 血栓症の危険性が非服用者に対して3~5倍増加するといわれていますが、生殖年齢の女性での血栓症の危険性は低く(10万人当たり5例)、ピルを服用しても10万人当たり15~25例しか血栓症は起こりません。これに対して、妊娠中の血栓症の危険性は10万人当たり60例と言われています。

ピルを服用できない人

  1. 35歳以上で1日15本以上の喫煙者
  2. 前兆(閃輝暗点、星型閃光等)を伴う片頭痛の患者 [脳血管障害(脳卒中等)が発生しやすくなるとの報告がある。]
  3. 乳癌、子宮体癌、子宮頸癌のある患者
  4. 血栓性静脈炎,肺塞栓症,脳血管障害,冠動脈疾患又はその既往歴のある患者
  5. 重篤な肝障害のある患者
  6. 脂質代謝異常のある患者
  7. 高血圧のある患者(軽度の高血圧の患者を除く。)
  8. 妊娠中、授乳中の女性
  9. 成長期のお子さん
  10. その他服用に適さない人もありますので服用前の問診でお尋ねください。

その他

ピルは性感染症の予防ができません。コンドームの適正な使用とパートナーとの協力が不可欠です。

緊急避妊薬(アフターピル)

避妊に失敗してしまった時、望まない妊娠を避けるために用いる薬です。(人工妊娠中絶薬ではありません。) 避妊に失敗してしまってから72時間以内に服用する必要があります。また出来るだけ早く服用した方が、避妊効果が高いことが分かっています。

当院では土日でも時間外対応をしています。来院前に必ず電話でご連絡ください。

費用

10,000円(時間外15,000円)

錠剤と飲料水

その他

時間外対応の場合、当直医が分娩などの対応で、お待ちいただく場合もございますのでご了承ください。
必ず来院前にご連絡をお願いいたします。
大規模な感染症の流行期には時間外での対応をお断りさせていただく場合があります。

初めて受診される方、時間外で来院される方: TEL.086-276-8811

お電話にてご予約される方:
TEL.086-276-8831

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