岡山県で唯一30数年間の長い歴史を持つ、硬膜外無痛分娩ができる施設です。
これまで8000以上の方が24時間対応の硬膜外無痛分娩を受けられています。
医療技術が飛躍的に発展しているのに、産婦さんが何でこんな痛いお産を強
いられているのか残念で、解決したいとの思いが強く、昭和54年開業以来、
積極的に無痛分娩に取り組んできました。
岡山県ではもちろん初めての取り組みでしたので、なかなか理解されません
でしたが、これまでに8000人以上の方が硬膜外無痛分娩を実施されいています。
現在では当院で出産される75%以上の方が無痛分娩を選んでおられます。
▶ 痛みがないので安心してお産に望める
▶ お産時の緊張がとれるので分娩の進行が早い
▶ 自然分娩よりも疲労がすくない
▶ 夜間のお産がかかったときでも睡眠が取れる
▶ 赤ちゃんが出るときも意識を失うことが無い
▶ いきみができるので自分の力で産むことが出来る
▶ 無駄な力が入らないので胎児の血液循環が良く、新生児の状態が良い
▶ 会陰切開縫合に痛みが無い
▶ 当院では75%の方が行っている
以上のような、多くの良い点が考えられます。
自然分娩という言葉に対立するものでは無く、自然なお産の経過を助けるものだと理解してください。
お産は「高い山に登ることと同じ」と言われます。
一歩一歩登っていくしか山頂につく方法はありません。
しかし、エベレストに登るのに、酸素マスクの助けを借りても、だれも登った意義は低くないとは言わないでしょう。
無痛分娩をしたからといって、次の世代を産み育てる女性の、崇高さに何ら変わりがないと信じています。
▶ 麻酔をしている間は副作用防止のため食事は摂れません。
▶ 足を動かすとか赤ちゃんが出る時期にいきむことはできます。
▶ 実施はベテランの医師が行い薬剤は安全量を使用します。
▶ 完全に痛みがとれることが期待されますが、片効きや部分効きがおこることがあります。
▶ 合併症をお持ちの方では硬膜外麻酔ができない方があります。
▶ その他病院側の都合により実施できないことがあります
▶ 血圧の低下、胎児心音の乱れ、嘔気、嘔吐、胃部不快感、産後頭痛 が見られることがありますが、
いずれも一時的なことです。
▶ 髄液流出による頭痛が稀にあります。
▶ ショック、局所麻酔中毒、感染、硬膜外腔への出血など硬膜外麻酔の重大な副作用とされるものは
当院の経験では皆無です。
一般不妊症診療、人工授精、不育症に対する免疫療法、 腹腔鏡検査、腹腔鏡手術、体外受精、顕微受精、 凍結胚移植(ガラス化法)など 貴方にきっと満足して頂ける
不妊治療専門のセンターです。
自分達は、どこも悪くないのになかなか子どもができない。
身内や他人の何気ない言葉や、楽し記な家族を見かけた時など、不妊症に悩む方は色々なプレッシャーを感じながら、辛い毎日を過ごされています。
最近の生殖医療技術の進歩は目覚しく、昔ながらの簡単なものから体外受精 ・ 顕微受精といった高度なものまで、いろいろなレベルの治療 が行なえるようになりました。
「子どもがいたらな」 と思ったら、希望を捨てずにまず受診してください。
もちろん子供を産んで育てるだけが人生ではありません。
不妊治療に あまり一生懸命になり過ぎると、人生を楽しく過ごせず、夫婦関係も 楽しくなくなります。
私どもは、不妊でお悩みのご夫婦の身になって 一生懸命努力させて頂きますが、皆様にも気を楽に持って明るく前向きに取り組んで頂きたいと思います。
▶ 排卵に障害があるもの
▶ 卵管閉塞・卵管采周囲癒着など、受精までの道路に障害があるもの
▶ 子宮内膜での着床に障害があるもの
▶ 乏精子症・無精子症・インポテンツなど、男性側に障害があるもの
▶ 原因不明不妊/習慣性流産などの不育症
検査で異常が見つかっても、1つの原因だけに特定できないことが多く、そこだけ治療してもうまくいくとは限りません。
また、ご夫婦のどちらかが原因であると決めてしまうのも結果的には良くありません。
■ ~結婚前や妊娠前に婦人科的疾患をチェックしておきたい方へ~
ブライダルチェックは、結婚前の準備の一つとして、とくに症状がないけれど
・妊娠や出産を妨げるような子宮や卵巣の病気(子宮筋腫など)が無いか
・パートナーに移してしまうような病気が無いか
・妊娠したときに胎児に影響をおよぼすような病気にかかっていないかなど
不安に思っている方におすすめします。
※結婚の予定は今のところないとしても、パートナーが替わった時に検査を
受けられる方もいらっしゃいます。性感染症は不妊の原因ともなりますので、
ぜひ、チェックされることをおすすめいたします。
■料金について
ブライダルチェックは健康診査のため、全て自費診療となります。
確認したい検査料のほかに判断料 2,000円がかかります。
※すでに不正出血やオリモノの異常がある方、月経不順がある方、
生理痛がひどいような症状がある方は保険診療の対象となります
のでご相談ください。
里帰り出産のリスクが議論になることもありますが、特に初産婦の方は産後の育児や
家事など心身ともに疲れて、ストレスのためマタニティーブルーになる危険性もあり、
生まれ育った実家で過ごすことにより精神的、心身的なサポートもうまく出来るとい
う良い点もあります。 ペリネイト母と子の病院では里帰り出産を全面的にサポートす
る体制を整えています。
※ 入院前の院内見学も随時受け付けています。里帰り出産の病院を決める前に、院内見学も実施しています。ご希望の方はお気軽にお問合せください。
当院では、逆子の鍼治療や腰痛の鍼治療を行っています。
※ 他院で逆子と診断され、当院で鍼治療を希望される方は、まず、電話(086-276-8811)で
確認し、予約をして受診をしてください。
※ 事前に連絡なく受診された場合は、すぐに対応できない場合もございます。
お産の現場では、予期せぬできごとが起こってしまうことがあります。「産科医療補償制度」は、万が一、生まれた赤ちゃんが重度の脳性麻痺になった場合、速やかに補償を受けられ、赤ちゃんとそのご家族のことを考えた新しい補償制度です。また原因分析等を実施することで産科医療の質の向上を目指し、安心して産科医療を受けられる環境の整備を目指した制度です。
妊産婦の皆様に、この制度の対象者となることを示す「登録証」を交付致しますので、
「妊産婦記入欄」へのご記入をお願い致します。
避妊に失敗してしまった時、望まない妊娠を避けるために用いる薬です。(緊急避妊ピル(LNG-ECP)は人工妊娠中絶薬ではありません。)
ホルモン剤を飲むことによって、排卵の抑制・排卵の遅延をおこし、その期間に進入した精子の受精能力を失うことになります。また受精阻害作用や受精卵の着床阻害作用にも関与しているようです。
避妊に失敗してしまってから72時間以内に服用する必要があります。しかも出来るだけ早く服用した方が、避妊効果が高いことが分かっています。
※ 当院では土日でも時間外対応をしています。電話にて来院前に連絡をしてください。
※ 72時間を超えてもそれなりに効果がある事が確認されていますので、ご相談ください。
当院では2011年5月24日に日本で初めて緊急避妊薬として承認発売が開始された緊急避妊薬(ノルレボ錠0.75mg)NorLevo (ノボノルゲストレル錠)を処方しております。
ノルレボ錠は、従来の緊急避妊薬しとて使用していたヤッペ法と比較すると以下の特徴があります。
1. 妊娠予防効果が高い
(国内臨床試験では81% 海外臨床試験では84%)
※文献的には従来のヤッペ法は57%
2. 吐き気・嘔吐などの副作用が非常に少ない
(国内臨床試験で9.2%)
※ヤッペ法は50%
3. 服用回数が1回のみ
※ヤッペ法は2回12時間後
4. 国に承認されたアフターピルである
※従来、緊急避妊薬として行なっていたヤッペ法は、厚生労働省から緊急避妊薬として承認なく、適正使用ではありません。
15,000円(税込)です
※時間外対応の場合、当直医が分娩などの対応で、お待ちいただく場合もございますのでご了承くださいませ。
必ず来院前にご連絡をお願いいたします。
(初めて受診される方:TEL.086-276-8811 お電話にてご予約される方:TEL.086-276-8831)
※ご連絡なく、突然来院された場合は処方できない場合もございますので、ご了承くださいませ。
※ ワクチンはすべての型の発がん性HPVの感染を防ぐものではありません。
※ ワクチンを接種した後も定期的な子宮頸がん検診を受けることが必要です。
※ ワクチン接種の電話予約ができていない方は来院されても接種できません。
※ 当院では中学生以上のかたは婦人科で接種を行います。
※ 未成年の予防接種は、原則保護者の同伴が必要となります。同伴できない場合は、
あらかじめ予診票に保護者が記入・署名をしてお子様にお持たせくださいますようお願いします。
※ 月経周期が不順の場合は上記方法と異なる場合がございます。
※ 自費診療となりますので、調整に要する薬剤の量で多少費用がかわりますが、3,000円前後で調整ができます。
更年期障害を上手に乗り切る
40歳半ばをすぎた頃から、月経が不順となり、顔のほてり、手足の冷え、不眠、イライラ、頭痛などを訴える方がみられます。卵巣が機能を終え、女性ホルモンが低下する事でおこる更年期障害かもしれません。
内科的な病気がなく、原因不明の場合は当院でご相談ください。
現在の医療進歩に伴い、当院も安全かつ、慎重な分娩、婦人科手術には充分な心がけで望んでおります。
しかしながら不測の出血は医療行為をおこなう上で、どうしても起こりうる可能性があります。
出血量にもよりますが、大量出血の場合、輸血が必要になります。
現在の輸血は血液型の一致はもちろんのこと、 放射線を当て、ウイルスを除去したものを使っています。
ただ、人間の体には、長い間にいろいろな物に接する事から、血液の中に、入ってきたものを攻撃するたんぱく質が出来てくる事があります。
このたんぱく質が血液の中に存在すると、輸血された血液を、自分の体が受け入れなくなる事があります。
そのため、分娩前、手術前にこのたんぱく質の有無を検査する必要があります。
この検査を不規則抗体検査と呼びます。
また、母体と胎児の血液型が異なる場合、分娩時の経胎盤出血あるいは流産、中絶に伴う出血などにより胎児の血液が母体に入ると、母体は胎児の赤血球に対する不規則性抗体を作ることがあります。
この抗体をもった母体が次の妊娠をすると、抗体は胎盤を通過して胎児に移行し、胎児の赤血球と結合して、これを破壊(溶血)します。
なお不規則性抗体は妊娠によらなくても、母親に輸血歴がある場合は、産生されている可能性があります。
産まれたばかりの赤ちゃんが元気であるかどうかを判断する方法として、一般的には1953年にアメリカの女性麻酔科医アプガー先生が発表したアプガースコア(AS)法が採用されています。
AS1分値、AS5分値で評価します。
しかし、アプガースコア法は新生児の状態を必ずしも表現せず、特に病的な低酸素症を診断するには不適切な方法であることがわかってきました。
そこで、私どもの病院では1992年より産まれた全ての赤ちゃんに臍帯血のガス分析を行って新生児の評価を行っています。
先進的なアメリカの大学病院でも、約30%の施設で全分娩例の測定がされているに過ぎません。
頭皮の表皮細胞のターンオーバーが亢進したため、不全角化の状態で膜様に落屑したものがフケと考えられています。
原因としては、 マラセチアフルフルなどの皮膚常在菌が頭皮を刺激すると考えられています。
また皮脂は酸素の存在下で錆びた脂質に変貌しますが、紫外線などの酸化ストレスはこの反応を助長すると言われています。
現在、早産や前期破水の原因として子宮頚部の炎症が注目されてきています。
炎症により子宮頚部の細胞から顆粒球エラスターゼという酵素が分泌され、その酵素が卵膜を分解し破水を起こしたり、 子宮収縮をおこし早産の原因になったりします。
当院では患者様の早産、前期破水予防のため妊娠24週の健診時に、顆粒球エラスターゼの検査をしております。
この検査で早産の予防が全て可能というわけではありませんが、当院の統計上検査開始後は未熟児産が減少しました。 予防的検査ですので現在保険適応となっておりません。
陽性が出たときは子宮頸管における一般細菌の培養検査、クラミジアの検査もおこないます。
5日間連続で腟洗浄に通って治療していただきます。